イジワルなカテキョ ~その距離なくしてもいい?~


「ロリコン?」

「はぃ?」


大輔。
オレがロリコンなら、そんなヤツにいろいろ教えられたおまえはもっと危険な男なんじゃないの?

思いっきり睨みつけると、大輔は手をばたばた胸の前で振って見せ「冗談だよー」と目じりを下げて見せた。


「人が気にしてることを……」

「ああ、やっぱ図星なんだ」


思わず出た呟きに反応する大輔の首にロックを掛ける。


「大ちゃ~ん、このまま落とされたい~?」

「……ご……め……まい……り……ま」


腕をタップされ、仕方なく放してやると大輔はゲホゲホせき込んで「鬼だわ」と呟いた。


「で、おまえはそんなことをわざわざ聞きに来たっての?」


オレの質問に大輔はもう一度その場に胡坐をかきなおし。


「んー、ちなっちゃんが『カテキョに探りをいれてらっしゃい』っていうからねー。

探り入れに来た」

「それ言ったら探りにならんだろ?」

「言わなかったら探らせてくんないじゃん、にーちゃん」


大輔、オレはおまえの頭を割って、一度でいい。
その中身を見てみたい。


考えてやってるのか?
それとも天然か?


小さい頃から可愛がっているのに、さっぱり分からん。