「サッカー、もう、前みたいにやるんは、難しいって…」 親父かそう告げた瞬間に、隣におったおかんが声を上げて泣き出した。 泣きたいのは俺の方やった。 でも不思議と、涙はでんかった。 ただ、目の前にある自分の足が、 動かない足が、 自分の足とは思えんかった。