99通目のラブレター


「サッカー、もう、前みたいにやるんは、難しいって…」


親父かそう告げた瞬間に、隣におったおかんが声を上げて泣き出した。


泣きたいのは俺の方やった。

でも不思議と、涙はでんかった。


ただ、目の前にある自分の足が、

動かない足が、




自分の足とは思えんかった。