「まだちょっと時間あるねんし、辛いと思うけど、足のことは忘れて…なっ!」
「そうっすね。考えます。」
俺はそれだけ言うと急いでその場から立ち去った。
あれ以上担任の前にいたら気がおかしくなりそうやった。
うっさいねん。
うっさいねん。
そんなんてめぇに言われんでもわかってんねん。
俺は、心ん中で悪態をついた。
足のことはしゃーない。
サッカーのこともしゃーない。
わかってても、改めてそれを他人から言われるとなんだかむしょうに腹が立った。
俺は家に帰ると、それをすぐ手紙にぶつけた。
春奈ちゃんとの手紙だけが、今の俺の救いやったから。
