99通目のラブレター



「まだちょっと時間あるねんし、辛いと思うけど、足のことは忘れて…なっ!」


「そうっすね。考えます。」




俺はそれだけ言うと急いでその場から立ち去った。

あれ以上担任の前にいたら気がおかしくなりそうやった。




うっさいねん。


うっさいねん。



そんなんてめぇに言われんでもわかってんねん。





俺は、心ん中で悪態をついた。


足のことはしゃーない。


サッカーのこともしゃーない。


わかってても、改めてそれを他人から言われるとなんだかむしょうに腹が立った。




俺は家に帰ると、それをすぐ手紙にぶつけた。

春奈ちゃんとの手紙だけが、今の俺の救いやったから。