あんな可愛い奴、人間じゃねぇよ。 天使?(笑) あの真っ白で純粋な心を、俺色に染めてやりたい。 こんな事を思う俺は、そうとう千晃にハマってるみたい。 チラッと窓を見ると、1年生の教室が見えた。 千晃……いるかな? 「おい、裕樹!!」 いねぇよっ!! どこにいんだよっ!! 「裕樹っ!!!!」 「なんだよ!?!?!?」 イラついて振り向くと、ダチの優一がいた。 「……おぉー怖い怖いっ!!」 「うっせぇよ」