イジワル狼VS子猫ちゃん


「やっやめてください///」

「…好きなんだ」

え……?

「瀬戸なんか止めて俺にしろよ…」

「離してっ!!」

無意識に叫んでいた。


「…ごめん」


……頭の中がごちゃごちゃで…分からない。


そのまま無我夢中に走って家に帰った。




―――――――

ベットに寝転びながら、ため息をついた。

あの女の子、笑顔で裕樹に抱きついてた…。

やっぱり……。

♪~♪~♪

電話が鳴った。

「メール?」

携帯を開くと、


「ひ…ろき」

裕樹からのメール…。