スクエア





「おいっ、待てお前ら。


仮にも新入生だろ?


ちゃんと出なさい!


それに・・鉄パイプで割った


窓ガラスのかたずけも手伝って


もらわなきゃな。」




これか。さっきの凄い音の

原因は。

あらあら、凄い事になってる・・。

体育館の入り口はもう、ガラスの

破片だらけ。




「そんなの、だるいし

俺らがかたずけなんてする訳

無いだろ。

なあ、奏音?」



かのん・・?

さっきの金髪の子、奏音って

いうんだ。




「そうね。」




うわあ、凄い迫力!

佐藤先生も呆然としてる。

っていうか、さっきのヤンキー達

いつの間に居なくなってる・・。