「はい。」

私は答えた。

堪えていた涙が、また溢れ出した。
今度の涙は100%、幸せの涙。

「一生私が幸せにする。」

「ありがとう。」

そう言って彼は微笑んだ。

世界がきらきらと輝いた。さっきよりもずっとずっと輝いていた。

君の世界も輝いていたらいいなぁ。

fin.