君のクローバー

「神山さん♪」

教室を出てすぐのところで誰かに呼ばれた。

足を止めて振返ってみると生徒会長だった。

「先輩、どうしたんですか?こんなとこまで」


1年生は北舎4階で3年生は南舎3階だからこんなとこで会うなんてめったにない


「特に理由なんてないけど…委員会決まったんでしょ?何になった?」


先輩は私のすぐ前に足を進めた。

その距離がすごく近くて、先輩を見上げるかたちになった。


「えーっと、生徒会役員です。」


「生徒会か~めんどいよwまぁオレもそうやでなんかあったら聞いてよ☆」


先輩は満面の笑みを浮かべていた。

不覚にもまた胸が高鳴ってしまった。


「そういや先輩生徒会長でしたもんね。すいません、そろそろ授業始まるんで」


「あ、ごめんね;じゃぁ、また委員会でね」


私は先輩に挨拶をして華燐のもとに戻った