「ギャッ!」
目線が一気にぐらついた。
誰かのカバンに足を引っ掛けた私は
そのままこけそうになったのだ。(ヤバイ!)と思った時「グイッ」誰かが私の腕を引いた。って思いきやそのまま、抱きかかえられる体勢になった。

(何?何?何?これどーなってんのよ~)
私は恥ずかしさの余り動けなかった。