「ちょっと、美紗!!早く起きなさい!何時だと思っているの!?」




んー、


うるさいなー。




「美紗!」




「はい、はい。起きますよ。」




私は寝ぼけた目で


時計を見た。




「ち、遅刻ー!」




私は顔を洗い急いで制服を着た。



いつもだったらもう家を出ている時間なのにー!



私は時間がない為、


いつもより軽くメイクをし


朝食も軽く済ませて家を出た。



駅へ猛ダッシュ!



ちょうど電車が来て


ギリギリセーフ!!



いつも乗る電車は行ってしまったので


私はいつもより1つ遅く来る電車に乗った。


座席がなかったのでつり革にすかまった。



ほっと溜息をつき、


腕時計を見た。



なんとか間に合うか。



私はぼーっとして


電車に揺られながら景色を見ていた。