何人かの人が


私の隣に座り色々な話しをしてくれたけれど


私は適当に相槌をうった。



つまらないんだもん。



こんなつまらない所早く帰りたい。



紫音を見ると


気に入った相手が見つかったようでずっとイチャイチャしている。



楽しい時は時間はあっという間に過ぎてしまうような気がするけど


つまらない時は時間はゆっくりに感じるものだ。




「私、ちょっと用事できたから帰るね。今日はありがとう。ばいばい。」




私はみんなに愛想笑いをして手を振った。



カラオケの外に出ると


風が冷たくて少し気持ちよかった。



私は合コンに行ってもすぐこんな感じ。



やっぱ合コンなんかに出会いを求めちゃダメかな。



そんな事を考えながら


私は家に帰って行った。