次の日はなぜか早く目が覚めた。



まだまだ時間はたっぷりある。



ぼーっと時間が過ぎるのを待っていた。



まだかな、まだかな。




「美紗、何してんのよ。せっかく早く起きたんだから早く行けば?」




声がする方を向くと


仁王立ちしたお姉ちゃんがいた。




「うるさいなー。いいでしょう、別に!」




「何で?いつもギリギリに行くんだから。時間なんていつでもいいじゃない。何かあるわけ?」




「関係なーい。」




私はふんっと顔を背けた。




「ははーん、図星。」




お姉ちゃんはクスクスと笑った。



昔からそうだ。



なぜかお姉ちゃんには全部バレてしまう。




「最近の美紗、変わったもん。綺麗になった。」




「へ?」




「恋する乙女の力かな?なーんちゃって。頑張りなさいよー。」




それだけ言って私の頭を


ポンポンと叩いて行った。