教室に入ると、


2人が私を呼んだ。




「あ、美紗。おはよー!」




「紫音、姫!どうしよー!」




「え!?え!?いきなり何!?」




紫音はいきなり机に顔を伏せた私に焦っている。




「どうしたの?」




冷静な姫がゆっくり聞いてきた。



それに安心したのか、


私はゆっくり顔をあげる。




「あのね、爽麻君がっ爽麻くんが!」




私は今にも泣きそうな顔で言う。




「今日の電車に乗ってなかったの!」




私の告白に2人ともぽかん、としている。




「へ?来なかっただけ?」




「そうだよー。いつもなら居るのに!」




「美紗、それはたまたま会わなかったとかじゃない?すれ違いとか!」




「ちゃんと見たもんー!それにそんなはずないよ!」




「じゃぁ、遅刻だよ!人間だもん、1度はあるよ!」




うんうん、とうなずく2人。




「そうかなー。」




私はまだ納得できずに顔を強張らせた。




「大丈夫、大丈夫!明日もあるよ!」




「うん、明日も探してみる。」




明日は居るかな?



少し不安だったけど


そう願って今日を過ごした。