「バレンタインを爽麻君にあげるんだけど……。」




「だけど?」




「その時に告白しようかな、って。」




私は顔を真っ赤に染める。




「本当!?頑張ってね!」




そう言って私の手をぎゅっと握りしめてくれた姫。




「ありがとー!」




私も強く握り返す。




「なんかバレンタインに告るとかありきたりだね。」




「紫音ったら、少しは応援しなよ!」




姫が少し怒った顔つきで言う。




「分かってるって!でも、なんか寂しくなるなって。ずっと2人でバカやってたから美紗も離れちゃうって思ったら……ごめんね。」




切なそうに私を見た紫音。




「紫音、大丈夫だよ!私はずーっとずーっと紫音と姫の傍に居るもん!友達と好きな人は違うよ。友達もそれ以上に大好きだもん!」




私はとびっきりの笑顔で答えた。




「それに、私達は親友でしょう?」




「ごめんね、美紗。ありがとう!美紗、頑張ってね!」




私は大きく頷いた。




「あーあ。なんか美紗、強くなったね。」




「そう?……恋、したからかな?」




「くそー!私も美紗になんかに負けてらんない!頑張ろー!」




「ちょ、美紗になんかって何よー!」




「えー?そんな事言ってないけどー?」




私達は笑い合った。



やっぱり友達も大切な存在なんだ。



ずっとずっと、


だーいすき!