立ち上がり歩きだした真央に後ろから抱きしめた。
「俺、真央の事本当に好きだった」
「……………」
「なぁ、真央こっち向いて」
「今あたし達は別れたの、だから振り返らない。未練がましくてキモいよ?」
無理矢理、真央を振り返らせて唇にキスをした。
「縛りつけて悪かったな…幸せになれよ…」
真央の頬に触れた手を離し、そのまま振り返らずに家に帰った。
涙が止まらなかった…
泣きすぎて、寝てしまい夜中の3時に目を覚ました。
シャワーを浴びて浴室にある鏡を見ると目が腫れている。
泣きすぎたからだろう…
みっともない姿を真央に見られたくなかった。
でも、学校には行かないといけないため制服に着替えて家を出た。
時計の針は、まだ5時だ。
早く行っても意味がないのに、なんとなく真央に会える気がしたんだ。
学校につき下駄箱をあけると手紙と箱が入っていた。
…今までありがとう…
たった一言だけ書いてあった。
箱の中身は俺があげたネックレスだ。

