「あたし達…別れよう」
「は…?なんでだよ」
「別れたいから」
(別れたい)(別れよう)
その言葉を口に出すたびに真央は俺と目を合わせようとしない。
「冗談やめろよ、今日はエープリルフールじゃねぇって!」
俺は話をそらすために笑いながら言った。
「冗談じゃないよ」
「…だったら!目を合わせろよ!こっち向けよ…っ」
真央の肩を掴み無理矢理、俺の方を向かせた。
「…嫌い、嫌いになった!これじゃダメかな?」
俺の方を向く真央の瞳はまるで別人のような目をしていた。
「え…?」
「あたしさ面倒くさい恋愛って嫌いなんだよね。ちょっと、かっこよかったから病気でも付き合ってただけなのに俊君の事好きな女の子達に怨まれてレイプされてさ、もう散々だよ」
真央の言葉に何も言い返せなかった。
「だからもう終わりにしよう、ばいばい」

