学校の帰り公園のベンチに座り真央をみる。


「どうしたの?」


「俺達…別れよう」


「え…?どうして…?」


「俺さ病人だし、俺が死んだらさ真央の事守ってやれねぇだろ?だから真央は他のヤツみつけて幸せになった方がいいと思う」


「嫌だよ…ずっと一緒って約束したじゃん…」


「ごめんな?俺も悩んで決めた事だから」


「俊君は死なないよ…!あたしが…あたしが守るからっ」


「気持ちだけもらっとくよ、じゃあな…幸せにになれよ」


真央に背中をむけて帰ろうとすると後ろから突然抱き締められた。


「真央…?」


「あたし…!俊君じゃなきゃダメだよ、行かないで…っお願い…」


「でも、俺じゃお前を幸せにできねぇ」


「あたし…今でも幸せだよ?辛いことなんて一度もない…!俊君とならどんな事も乗り越えられるよ?」



その言葉に俺も思わず抱き締めた。


「俺だって、ずっと一緒にいてぇよ…!別れたくねぇ…っ」


「2人で頑張ろうよ?2人ならきっと病気なんて乗り越えられる」


「ほんとに俺でいいの?」


「うん、俊君がいい…っ」

そっと優しいキスをかわした。