さくら、桜。

あれから一週間くらい経った…

放課後、先生に突然呼び止められた。
「藤越!急で悪いんだが学校を代表してテストを受けてくれないか?」

「筆記ですか?」

「いや。心理テストとかクイズみたいな簡単なやつだ。」

正直意味が分からなかったがすぐに終わるのならと受けることにした。

『案外難しいな…』
そんなことを思いながらも1時間ほどでなんとか終わらせた。


―帰り道―
テストにしろ、この前の男にしろ、変なことが続くと思いながらいつもとは違う道に曲がって帰ってみた。

曲がってすぐにあった小さな公園で見つけたのは早咲きの一輪のさくらの花。

そしてその下でスケッチブックを持った彼女と出会ったんだ。