「俺の彼女になってくれ!!」 …は? 「いや、正式には…彼女の振り? 今の奈緒の話、きみも聞いてたんだろ?」 コクンと頷いた。 「なら俺に話を合わせてくれるだけでいいから じゃあ…ついてきて」 そう言うと空は奈緒さんと徹のいる所まで あたしの手を引っ張って行った。