「すきです、」

 「…あ、あたしも
  すき…です。」





 ―――‥
 ――…

 なんていうことが、
 起こらないかな?
 とか、乙女的思考の
 あたしがいるけど、

 それが起こる確率は、
 明日、学校に行ったら
 隣のクラスの生徒に
 なってました…
 くらい有り得ない、

 まあ、本屋に並ぶ
 売れない小説の、
 ありありふれた話になら
 ありそうだけど。


 つまり、

 夢のまたゆめ...
 って感じ?

 頭のすみっこの
 まだ冷静な部分では
 有り得ない、ってことが
 自分でもわかってる。

 だって、彼とは一言も
 話したことないし、
 ほとんど面識ないに等しいし...


 それでも、、

 脳内シュミレーションは
 止まらない
 (現実になれば‥と願うのです)