気まぐれカエル~バレンタイン特別編~



次の日


私は数学の質問をするために学校へと向かった


…なんて、実は先生にチョコを渡すため


でも、先生には何も言ってない


驚かそうというわけではないけど、ちょっとしたサプライズにはなるかな?なんて思ってた



「失礼しまーす」

「あ!吉岡さん!待ってましたよー!」



職員室に入ると、すぐに福井先生と視線がぶつかった


『先生は…いないか』


ちょっぴり残念なキモチになりながらも、福井先生の隣の椅子に腰を下ろした