「はぁ…まいったな」 先生はクシャっと自分の髪を触ってぽつりとつぶやいた 「…先生?」 「まさか南がそんなこと思ってたなんて、オレまぢ嬉しいんだけど」 先生はなんだか照れたように鼻をすすった 「…嬉しい…の?」 「あ、あったり前だろ!?彼女がヤキモチ妬いてくれるなんて男にとったらめちゃくちゃ嬉しいんだから」 先生にニヤニヤして私の頬の涙をそっと指ですくった 「本当に可愛いね」 「ば、バカ…」 先生は赤くなる私を見て笑った