階段を上り終えて茶色い少し古くなった扉を開けた。


「おぅ。いらっしゃい。ヨウ元気だったか?」

「元気だよー。半年振りくらい?」

「だなぁ。もっとくればいいのに」

「てか、マスターまた太った?」


マスターとは長い付き合いで、たまにしか会わないけどいつも変わらず接してくれる。