「希美!! しっかりして? 確かに外に出るのは 危険だケド……。 ここにいるよりは 安全なの!! だから、家に帰ろう?」 友里の声はすっごく あったくて…… あたしの心を 包み込んで…… 不安を溶かして くれる…… 『うん………』 不思議だった…… 友里の言葉は 力強くて優しい…… あたしに元気を 与えてくれる……