いつものように、亜妃と一緒に帰るつもりだった。
「亜妃、帰ろ」
海は言った。
「話しあるんだけど。屋上行かない?」
亜妃は言った。
「いいけど」
海には、亜妃がいつもの亜妃ではないように見えた。
屋上に着いた。
「話しって?」
海は訊いた。
「なんで、言ってくれなかったの?」
亜妃が何を言っているのか分からなかった。
「えっ・・・・何が?」
海は聞き返した。
「とぼけないでよ」
亜妃の言葉に、海は硬直した。
「翔哉から聞いた。翔哉に告られたんでしょ」
海の頭の中は真っ白になっていた。
「翔哉が私に言ったの。海に告ったって。海が好きなんだって」
亜妃は叫んでいた。海はただ、亜妃を見ていた。
「なんで、なんで、海なのよ」
亜妃の言葉が、海の心に突き刺さった。
「亜妃・・・ごめん。ごめんね」
海は必死で謝った。亜妃の目には涙が浮かんでいた。
「信じてたのに」
亜妃はそうゆうと、屋上から居なくなった。
海はその場にしゃがみ込んだ。
《なんで、なんで、海なのよ》
《信じてたのに》
亜妃の言葉が頭から離れない。
海は泣いた。
《亜妃、ごめんね。私、亜妃を傷つけた。裏切られたって思われても仕方ないよね。私たちもう、友達には戻れないよね》
海は、屋上でひたすら涙を流した。
「亜妃、帰ろ」
海は言った。
「話しあるんだけど。屋上行かない?」
亜妃は言った。
「いいけど」
海には、亜妃がいつもの亜妃ではないように見えた。
屋上に着いた。
「話しって?」
海は訊いた。
「なんで、言ってくれなかったの?」
亜妃が何を言っているのか分からなかった。
「えっ・・・・何が?」
海は聞き返した。
「とぼけないでよ」
亜妃の言葉に、海は硬直した。
「翔哉から聞いた。翔哉に告られたんでしょ」
海の頭の中は真っ白になっていた。
「翔哉が私に言ったの。海に告ったって。海が好きなんだって」
亜妃は叫んでいた。海はただ、亜妃を見ていた。
「なんで、なんで、海なのよ」
亜妃の言葉が、海の心に突き刺さった。
「亜妃・・・ごめん。ごめんね」
海は必死で謝った。亜妃の目には涙が浮かんでいた。
「信じてたのに」
亜妃はそうゆうと、屋上から居なくなった。
海はその場にしゃがみ込んだ。
《なんで、なんで、海なのよ》
《信じてたのに》
亜妃の言葉が頭から離れない。
海は泣いた。
《亜妃、ごめんね。私、亜妃を傷つけた。裏切られたって思われても仕方ないよね。私たちもう、友達には戻れないよね》
海は、屋上でひたすら涙を流した。


