PURE LOVE

雅と目があった。
ヤバッ…
緊張する。

自転車を降りて
不思議そうに
あたしの横を通り過ぎていく。

って何してんの??
あたし!!!




『あの…っ!!雅っ。』

雅は振り向いて
あたしを見た。

『…ん??何?』


久しぶりに聞いた。
あたしに返してくれた言葉。



って!!
そんなの事じゃなくて。

しっかりと雅の目を見て。


『あたし…
あたしっ雅が好き!!』



言え…た?
言えた…よね??