その日の授業は平均以下の教科の復習



少し苦戦しながらも3時間で終えた



出された課題が終わったら出して帰れと言われていたが夏海が終わるまで待っていた



待つこと1時間。



夏海も課題を終えた



「あー疲れた!!」



そういって夏海は大きなあくびをした



「ちゃんと勉強しておけば良かったなって思うよね」



「ホントにね!まぁ、これからも勉強する気はないけどね」



「あはは!!」



私達は上履きからローファーに履き替え帰ろうとした



すると目の前には見覚えのある車



「あっ!大介さん!」



「桜ちゃ~ん!」



大介さんはそう言って手を振った



「え!あれが大介さん?」



夏海は私の耳元で小さくそういった