蜂蜜色の王子














しかしわたしの身体は
ムーストからの欲だけを
求めて

下は濡れ、
上は突起が二つ


彼からすれば
わたしがまるで
もとめてるみたいだ。






















(姫、濡れている、
僕がホシイのヵ?)
(僕の手は
ビショビショだ、)





















強引にわたしと
彼は一つになった。


ただただ快楽でもなく
幸福でもなく
絶望感。



















今も彼につながって、
抱かれたまま、
















彼はまた不気味な笑みで

























(ずっとコノママイッショダヨ、)
というだけ。