空は虹色、心は君色


それもそのはず、やり投は高校になってからの種目。
しかも大学生や一般の人まで出場している大会で決勝まで残ったのだ。
注目されない訳がない。


しかし結果は変わらず7位。
試合が終わったのは正午を廻り1時半を過ぎたころだった。
審判の人たちに'100mも頑張れよ,っと訳の分からない労いの言葉を貰い、シューズを取り、美灘中学のシートまで戻った。


「柳沢!」


シートに戻るやいなや、顧問の先生が興奮した面持ちで待っていた。


「どしたんですか。」

「お前、100mの決勝も残ったぞ!」

「えっー!まじですか!?」

「まじだ、まじ。」


まさか残ると思っていなかった100m、8位での決勝進出だった。