「俺、日塚翔。お前は?」

「舞原未来…」

「っとおお。こんな道端ですまん」

「いややや…別に…」



「家、隣りだと良いな」

「んなっ…」




「惚れたら、来年、バレンタインの時忘れんなよ。ちょこれーと」

「ぁ…はぃ」


「俺は今からバイト」

「ぇ?今…何才?」

「バカっ!家の手伝いだよっ。ダマされたな~」

「あー、ごめーーん」

すると

「未来、行くわよ」

「はい」

「そこの坊や。明日からよろしく」