「…ふぅ。2時間も飛行機だったから疲れたぁ~」

「未来、仕方ないでしょ。海外からこっちまでどう行くよ?」

「はぁい…」


当時は苗字が舞原だが、帰国子女だった。



「未来。行くわよ」

「はーい」




ただフツウに、無言で歩いてると


「ゎっつ!…ったく危ない女…」

「危なくなんかないもん!」

「…もしや、第2小の転入生とか?」

「あ、はぃ」



「帰国子女っぽい雰囲気するなぁ…」

「帰国子女なのは事実ですっつ!」


「話しある」

「…ェッ…?」