「……ちょっと頭冷やせ、お前。」 徹平はそっけなく言った。 私に呆れてるんだよね? 私が、いつもぐずぐずして立ち止まってるから。 それでも、私を置いて行かないのはあなたの優しさだね……。 新年。願いを込める。 ―前に進めますように……― ―強くなれますように……― ―……また誰かを、心から愛したい― 「……向き合うことが強さだ。」 徹平は、以前私に言ったセリフをもう一度言った。 私の願い事がわかっているのだろう。 「強くなる……難しいよ。」 私はそうつぶやいた。