「優姫!どこにいたの?」

屋上から戻ると、早矢と芽衣が心配そうな顔で聞いてきた。

「ん、ごめんね!ちょっとさぼっちゃった……」
「反町!」

「卓斗君……。」

「……大丈夫か?」

「うん、大丈夫だよ!……ねぇ、卓斗君?」

「……ん?」

「ちょっと、話したいことがあるの。いい?」

「あぁ、いいよ。」

「光と、直ちゃんにも。久しぶりに、みんなで会おう?」

「……ん、わかった。」