そうか・・・。
俺は、みゅうから離れなくちゃいけないけど。
みゅうのことを想うことをやめる必要はない。
みゅうのための曲を・・・弾き続けたい。
「明日から、弾きにきてもいいですか?」
「もちろん、大歓迎だよ」
ねぇ、みゅう。
俺の夢はね、みゅうのヒーローになることだったんだ。
みゅうと一緒に、未来を歩んでいくことだったんだ。
それはきっと・・・これからだって変わらない。
だけどね、みゅう。
やっぱりみゅうが幸せだって笑ってくれる未来が一番なんだよ。
その横にいるのが、俺じゃないとしても。
みゅうへの気持ちがなくなることなんて一生ないって言いきれる。
みゅうのことが好きだからこそ・・・。
これから先を、みゅうと一緒に笑いながら歩んでくれる人に・・みゅうを託すよ。
だからね、みゅう。
さよならをちゃんと・・・告げないとだね。


