『はぁっ・・い、きできな・・んっ』
欲望のままにみゅうの唇をふさいだ。
好きだ。
好きだ。
好きだ。
出来れば俺だけのものでいてほしい・・・。
ドサッ
いつのまにかみゅうに覆いかぶさってる俺。
無言のままみゅうの瞳をみつめる。
そんでまた、キス。
獣みたいに荒々しく。
全部俺のモノだって分からせたくて奪うように深く深くみゅうの舌を絡めとる。
自分勝手だな、本当に。
勝手に嫉妬してこんなふうに無理矢理キスして、押し倒して・・・。
ぎゅっ
みゅうが俺のこと抱きしめてる・・・。
宥めようとしてくれてるの？
優しくて、あったかいみゅうの腕。
『みゅう・・・』
こんなことしてる俺のこと抱きしめてくれてる・・。
何も言わない俺のことを、包もうとしてくれてる。
言わないと、ダメだ。
ちゃんと、言わないと。
『ごめん、嫉妬したんだ』
抱きしめてくれたみゅうを抱きしめ返す。
ごめんね、って気持ちと独占欲で少し強めに。
