君へ贈る愛の歌


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「かっちゃん、大丈夫?」




みゅうの声で目を覚ました。




「あれ、俺・・・寝てた?」


「うん、ぐっすり寝てたよ。熱出してたみたいで」



みゅうが俺のおでこに自分のおでこを重ねてくる。



「びっくりしたんだよ?急に寄りかかってきたと思ったら返事しなくなっちゃうし・・。でも、体熱かったからやっぱり風邪なのかな?ちなみにかっちゃん丸一日寝続けたんだよ?救急車呼ぼうかと思った・・・」



みゅうがかなり不安そうに話す。


そんな顔させちゃうなんて思わなかったな。


でもちょっと嬉しい。


みゅうが俺のことそんなに心配してくれるなんてさ。



「ごめんね、みゅう。でも大丈夫だよ。最近ちょっとだるかったからだと思う。明日はちゃんと学校に行けるよ」



不安そうにしてるみゅうが可愛くて、頭を撫でた。


そうするとみゅうはくしゃっと笑って



「無理しちゃだめだよ?」



ちゅっ


おでこにキスを落としてくれた。


本当、可愛すぎるよ。