「ねぇ、かっちゃん?寝た方がいいんじゃないかなぁ・・・」
「ん?いつも通りの方が落ち着くからこれがいいの俺は」
家につけばいつも通りみゅうを足の間に挟んで座る。
みゅうの髪から甘い香りがして落ち着くからいつもこの体勢。
一緒にいるのに離れてるなんてもったいなくて出来ない。
「かっちゃんのお熱、私がもらえればいいのになぁ」
みゅうはそう言いながらこっちに振り向いて抱き着いてくる。
うん、至福の時だ。
これだけで元気が出てくるよ。
俺のお姫様は本当にどこまでもかわいい。
これから先、ずっとこうして生きていきたい。
みゅうのそばにいられたら、俺はそれだけで幸せだ。
それだけで
「幸せだなぁ・・・」
「かっちゃん?!どうしたの?!」
あれ、みゅうの声がなんか少し遠いな。


