――皆、奏多のことを褒めてくれている やっぱり奏多はかっこ良い―― 私が知らない奏多を皆は知っている。 羨ましい反面ちょっと嫉妬。 ――だけど皆は奏多があの世へ逝ってしまったことを知っているだろうか。 仮に奏多がもう亡くなったことを知っているとしても死んだ原因は知らないだろう その原因を知ってたら私とこうして仲間なんかになってくれないはずだから―― ―――罪悪感が積もっていく