―――『…慎っ』 「お前ら、目障りなんだよ。うせろ。」 低く殺気の篭った慎の声。 「おい! てめぇ、誰だぁ?」 掴んでいた私の手を離し今度は慎に掴みかかる。 「聞こえなかったのか?」 慎はその男の手を掴み言う。 「チッ、行くぞ。」 一人の男の声を合図に、男たち3人はどこかへ行ってしまった―― 『あ、ありがとっ!慎っ』 ――助かった。 ここであの男達をボコボコにするわけにもいかなかったし……