『優しくなんかないよ。』 ただの卑怯者なだけ。 ――「…その家族写真と一緒に葵の写真があったでしょ。」 私が持ったままの葵の写真を指さした。 『う、うん…』 正直、それ所じゃなかった…。 「あたしの片思いの相手。」 『え?片思いの相手?』 どういうこと…? 「あたしの永遠の片思い。」 『こ…告白はしないの?』 桜は今にも泣き出しそうな悲しい表情をしている。