しばらくすると目を閉じているあたしの上が暗くなったのが分かった。
あたしはゆっくり目を開けるとボヤボヤする視界のそこに青い目をしてニッと笑っている顔が写った。
「うわっっ」
あたしは思わず声を出した。
「こんなとこで何やってんの」
「…」
あたしは顔が近すぎてそいつから顔を背けた。
ニッと意地悪そうに笑うそいつをあたしはいつの間にか突き飛ばしていた。
「お前本当俺にやられたいんだね」
「だからやればっつってんじゃん」
あたしはむきになり冷めた声でそう言うと唇が何かにふさがれた。
!?!?
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