「お前モテそうなのに何で千秋ちゃん?」 「初めて見た時は驚きました。タバコ吸ってるし金髪だし同い年には見えませんでしたよ」 「俺親父さんから紹介された時は男かと思ったよ」 フッと笑いながらタバコを吸いそう言った。 「俺初めて喋った時何かものすごく助けてあげたくなったんですよ」 「何で?」 「いや何て言うか悩みを誰にも言わないで一人で抱えこんでそうに見えて」