「じゃあね」 「…」 今日もいつもの用に帰りになる。 それからはだんだんと体の傷が減っているように感じた。 だけど左手の薬指だけはいつまでたっても絆創膏が剥がれないまま。 それから一週間がたった次の日も次の日もその子は来なくて