「警察に言いたきゃ言えば言い」 そう言うと背を向けスタスタと歩いて行った。 警察に言ったところでこいつは反省しないだろう。 それでもあの子を苦しめるのだけは許さない。 その時小さいながらにも俺は守らなければと思った。