あたしはその時初めて空と言うこの壮大な空に恋をした。 「あっそうだタバコ…」 いけないと思っていながらも父さんの真似をして一本口にしライターで火をつけた。 「ゲホッ…ゲホッ…なにこれまっず」 しばらく吸ってると慣れてきてだんだんと様になってきた。 少しフワフワするかもー…? 川を見ながらぼーっとそんな事を考えていると頭上から見知らぬ誰かの声がした。