あたしの隣には頭に腕を回して気持ち良さそうに寝てる金髪がいた。 なんで横に寝てんだよ 綺麗な顔でスースーと寝息をたてながら寝ている横顔にあたしは何となく安らぎを感じていた。 別に起こさなくてもいいか 「寝かしとこ」 あたしは一人小声でつぶきあたしがかけていた薄い毛布をそいつにかけ一階に降りた。 ―プシュッ… 「はぁー」 あたしはさっきの飲みかけのコーラを飲み一息ついた。