あたしは上半身を起こすとあたしの体からするりと毛布が落ちた。
えっ……!?
良く見るとあたしは裸のまま毛布だけで寝ていたらしい。あたしの胸は丸出しにされた。
ベットの下には金髪が寝ていた。綺麗に筋肉のついた上半身裸、首には銀のネックレスが飾るようについていた。
これって…
あたしは考え頭を抱え込んだ。
「なんだよ起きたのかよ」
寝起きの声が突然発された。
見ると上半身を起こしてあぐらをかいて
こっちを見ていた。
「……………………。」
あたしはいきなりで驚いてそいつを見たまま固まっていた。
「胸さらけ出してヤられてーのか、てめーは」
あたしは裸だった事すら忘れていてとっさに毛布を上へと持っていった。
顔がみるみるうちに熱くなった。
「いまさら隠したって無駄。さっきたっぷり見させてもらったから」
ニヤッと笑いながら言うとあたしの部屋でタバコを吸い出した。
