「お前俺にマジでやられたいみたいだな」
おっお日様抱っこかよ!?
まじふざけんなよ!!
「おろせよ!」
あたしは落ちそうになるぐらい暴れまくったけど落ちる事無くそのまま屋上に連れてかれた。
あたしを床に置くとそいつは何も言わずポケットからタバコをだすと一本吸い出した。
ムカツク…
バシッ
あたしはタバコの箱を奪い取るとあたしも吸い出した。
イライラしてたから。
「お前は吸うな」
「無理」
「俺が無理」
「今更止めたってあたし前から吸ってるから」
「知ってるだから今日からやめろ」
そうあたしは親父が吸ってたからタバコの存在は小さい頃から知っていた。
吸い始めたのは小学六年帰り道三十箱入りの未開封のタバコの箱が落ちてたから、拾って家で吸った。そしたらスッキリしたからやめらんなかった。
最初は月二本とかだったけど中学入ってからだんだん本数が増えてった。
