「…」 あたしは顔を背けた。 ぐいっ あたしの顔は無理矢理元に戻され… 「っ…ふぁっ…うっ」 あたしの口をふさいだ。 無理矢理だけどあたしは立っていられなくなるほど甘くとろけさせられた。 あたしはがくっと膝から崩れ落ちボーっと下を見つめていることが精一杯だった。 「お前頭大丈夫?もしかして俺の崩れる程やばかった?これでもかなり抑えたんだけどね」 上から降り注がれる言葉からは見なくてもニッと白く綺麗な歯を出して笑っている顔が浮かんだ。