一生懸命、自分の口よりも大きいパンのかけらを食べている。 もう少し小さくすべきだったかな…。 ニャー、とこっちをみたネコを抱き上げた。 『軽っ。』 全くの無抵抗のネコを膝に乗せて、頭を撫でてやると気持ちよさそうに喉を鳴らした。 寝ている顔を大好きなあの子を重ねた。 『アイツも気持ちよさそうに寝るよな。』 …それにいつも我慢できなくなるんだけど。